文藝春秋・編『私の死亡記事』 [書評]
内容は書名そのまま。各界の著名人102名が、自分で自分の死亡記事を書いてしまう、というもの。ブラック・ユーモアの極み。この企画を思いついて実行してしまった文藝春秋もすごければ、これほど多くの著名人が原稿依頼に応じたこともすごい。まあ、中身はそれほど面白くもないんだけど。はっきり言って、出オチ。それでも、いくつか面白いものもある。筒井康隆、中野翠あたりの記事は、けっこう笑えた。
企画の内容が内容なので、普通の死に方をしない人が多い。よく出てくるネタは、「安楽死」と「腹上死」。あとは、「自殺」とか「行方不明」とか。変わったところでは、「熊に食われた」「もちをのどに詰まらせた」「ヒットマンに撃たれた」「毒入りマヨネーズ入りのカゴを木にぶら下げようとしたところ、誤って転落した」などがある。








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