妄想の世界をめぐるカニ、カニ、カニ [その他]
小学生の頃のことなんて、たいていのことは忘れているのに、くだらんことは細かいところまで鮮明に覚えていたりする。たとえば、ジャポニカ学習帳の見返しやテストの裏に載っていた雑学ネタ。「2月はなぜ日数が少ないのか」とか「アルキメデスは『支点さえあれば地球だって動かしてみせる』と豪語した」とか、興味深いものが多かった。まぁ、今にして思えば、間違った内容のものも多かったけど。
今でもよく覚えている記事の1つが、「世界の人たちは月の模様をどうみるか?」というもの。内容を要約すると、「日本人は月の模様を『餅をつくウサギ』と見るが、インディアンは『美女の横顔』と、西洋人は『カニ』と見る」って感じ。子どもながらに、「面白いなぁ」と思ったものだ。まぁ、当時はインディアンが何者で、西洋がどのへんなのかも知らなかったのだが・・・。
月以外にも、「西洋人」は、様々なものの中に「カニ」を見つけてきた。例えば、「ガン」のことを英語でCancerというが、これはラテン語でカニのことだ。仏独伊西蘭露といった西洋の主要な諸言語でも、とにかく「ガン」は「カニ」を意味する単語で呼ばれる。これは、乳癌の広がり方がカニのように見えたかららしい。命名者は、医学の父・ヒポクラテスであるとされている。
↑ 英語版Wikipediaで拾った画像。分かる? 僕には、よく分からん。僕にはフナムシに見える(下図)。
あるいは、天文ファンにはおなじみの「かに星雲」。かに星雲のくせに、かに座にではなく牡牛座にある。ではなぜ「かに星雲」かというと、模様がカニに見えたから。・・・またそれかよ。お前ら、ほんとにカニ好きだな。
↑ かに星雲。これも英語版Wikiで拾った。カニに見える? 僕には、まったく見えないのだが。僕には人面魚に見える(下図)。
そうそう、月の模様だけど、僕には「腹を撃たれて、血を噴き出しながら倒れる男」に見えるんだけど・・・(下図。画像はWikipediaより)。







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