(ハング)+(パラ)-(大事なヒモ)=(それでも空は飛べるのだ) [おとぎの国のハングライダー]
出典:『ギャラクシーエンジェル』 第1話「リゾート風幸運包みエンジェル仕立て」
『ニンジャ・タートルズ』に登場したバクスターは、ハエ人間。彼は人間の体躯に複眼と3対目の付属肢を持ち、背中には羽が生えていた。当然、彼は、この羽で飛行することができる。このように、ソフトSF的、あるいはファンタジー的な世界においては、合体モンスターは、元の生物の能力を引き継ぐことができる場合が多い。たとえ解剖学的におかしくても、あるいは物理学的におかしくても(註1)。
道具・機械の場合も、また同様である。例えば、マジンガーZは、ジェットスクランダーと合体することによって、飛行が可能となる。合体することで、ジェットスクランダーの「空を飛ぶ」という属性を得ることができるからだ。見た目からしてアレで空を飛ぶのは無理がある気もするが、実際に飛んでいるのだから、その現象は認めざるを得ない。
さて、『ギャラクシーエンジェル』というソフトSF風味のギャグアニメがある。その第1話に、ちょこっと登場した空飛ぶ道具も、それは摩訶不思議なものだった(下図)。
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(↑ 飛んでいる)
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(↑ 動力はこれである)
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(↑ 実は猫探しの最中である)
上の図から分かるように、この飛行機械は、我々の知っているハンググライダーという道具と、パラグライダー(というか、パラセーリング)という道具を足して2で割ったような構造をしている。ハンググライダーも、パラグライダーも、どちらも「空を飛ぶ」という属性を有しているのだから、その2つが合体したこの飛行機械が飛べるのは、至極当然のことである。この機体構造では、パイロットの体重移動を翼に伝達できない、すなわち機体の制御ができないような気もするが、それは科学万能主義に毒された思考に過ぎないのである。
我々は過去にも似たような事例を目撃してきた(参考記事1、2)。この際重要なのは、これらの飛行機械が、実際にまっすぐ飛行している、と事実である。飛んでるものは、しゃあないのである。細かいこたぁ、どうでも良いのである。
ところで、注意深い人は、気が付いたかもしれないのである。
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そう、スイングラインがない気がするのである。「このパイロットは体操選手か!?」とツッコミを入れたくなるかもしれないが、この人は怪力で運動神経抜群という設定なので、別に良いのである。
(註1) この手の問題に関しては、武村政春『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』などの著作で愉快な考察がなされているので、参照のこと。
『ニンジャ・タートルズ』に登場したバクスターは、ハエ人間。彼は人間の体躯に複眼と3対目の付属肢を持ち、背中には羽が生えていた。当然、彼は、この羽で飛行することができる。このように、ソフトSF的、あるいはファンタジー的な世界においては、合体モンスターは、元の生物の能力を引き継ぐことができる場合が多い。たとえ解剖学的におかしくても、あるいは物理学的におかしくても(註1)。
道具・機械の場合も、また同様である。例えば、マジンガーZは、ジェットスクランダーと合体することによって、飛行が可能となる。合体することで、ジェットスクランダーの「空を飛ぶ」という属性を得ることができるからだ。見た目からしてアレで空を飛ぶのは無理がある気もするが、実際に飛んでいるのだから、その現象は認めざるを得ない。
さて、『ギャラクシーエンジェル』というソフトSF風味のギャグアニメがある。その第1話に、ちょこっと登場した空飛ぶ道具も、それは摩訶不思議なものだった(下図)。
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(↑ 飛んでいる)
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(↑ 動力はこれである)
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(↑ 実は猫探しの最中である)
上の図から分かるように、この飛行機械は、我々の知っているハンググライダーという道具と、パラグライダー(というか、パラセーリング)という道具を足して2で割ったような構造をしている。ハンググライダーも、パラグライダーも、どちらも「空を飛ぶ」という属性を有しているのだから、その2つが合体したこの飛行機械が飛べるのは、至極当然のことである。この機体構造では、パイロットの体重移動を翼に伝達できない、すなわち機体の制御ができないような気もするが、それは科学万能主義に毒された思考に過ぎないのである。
我々は過去にも似たような事例を目撃してきた(参考記事1、2)。この際重要なのは、これらの飛行機械が、実際にまっすぐ飛行している、と事実である。飛んでるものは、しゃあないのである。細かいこたぁ、どうでも良いのである。
ところで、注意深い人は、気が付いたかもしれないのである。
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そう、スイングラインがない気がするのである。「このパイロットは体操選手か!?」とツッコミを入れたくなるかもしれないが、この人は怪力で運動神経抜群という設定なので、別に良いのである。
(註1) この手の問題に関しては、武村政春『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか』などの著作で愉快な考察がなされているので、参照のこと。

ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待 (新潮新書)
- 作者: 武村 政春
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: 新書
2009-06-21 10:23
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